債券CFDは、国の債券である国債を対象としており、基本的に地方や企業の債券を対象にしているのではありません。また、通常金融機関などで販売している「個人向け国債」のように新規発行され満期保有後に利子を受け取るようなものではありません。機関投資家のようなプロのトップトレーダー達のように、市場で取引しながら売買差益を狙っていくものです。
短期的に激しく取引をして利益を狙ったり、長期保有しながら、市場を通じて取引することもできるのです。資産運用の一つとして債券のCFD投資は幅広く活用できる可能性を秘めています。
▼債券をCFDで取引する場合と個人向け国債の違い
| CFD取引(国債) | 個人向け国債 | |
| 取引形態 | 株式や商品と同様に市場で取引する。 | 金融機関の窓口で購入する。 |
| 取引時間 | 9:00〜0:00 途中1時間中断有り | 年4回 |
| 取扱銘柄 | アメリカ、カナダ、ユーロ、ドイツ、 イギリス、オーストラリア、日本 |
【日本国債】 ・固定金利型5年満期 ・変動金利型10年満期 |
| 年利 | 無し(売買差益狙い) | 5年もの:0.8% 10年もの:0.58%程度 |
| 取引手数料 | 無料 | 金融機関の口座管理手数料など |
| 最大レバレッジ | 10〜100倍 | 無し |
| 取引期限 | 無し | 有り |
| 税金 | 総合課税 税率:15〜50% | 申告分離課税 税率:20% |
債券の値動きの特徴
債券の値動きは「金利が上がると債券価格は下落し、金利が下がると債券価格が上昇する」という傾向があります。安全資産としての性格も兼ね備えており、リスク資産である株式とは値動きが反対になります。景気後退局面時には株価が下落し、世界各国とも金利を下げます。そういった時にリスク資産から逃避してきたお金で債券が買われます。反対に金融危機が落ち着き景気後退色が払拭された後、金利が下げ止まったときに債券が売られます。
また、金利は上昇局面と下降局面が長い期間続くので、金利がピークをつけた時に債券を買い、金利が下げ止まった時に債券を売ると大きく儲かるというわけです。
CFD取引はカラ売りも自由自在です。カラ売りをするには特別な手続きもありません。外国株のカラ売りも可能なので米国株を売ることも可能です。またこのCFD取引は“買い”だけでなく先に“売り”からも取引を始めることができます。よって株価の下降局面で利益を出すことも可能となります。その他の特徴としては、商品によっては24時間取引が可能なものもあり、プレイヤーである投資家が参戦したい時間帯が選べるのも魅力のです。
債券は安全資産としての性格を持つ
債券は、リスク分散として投信などに中長期投資のポートフォーリオとして組み入れられることが多いなど、需要があります。毎日膨大な金額が取引されるほど市場が大きく流動性が高い金融商品です。一般的にトレンドが長く続き、価格変動も比較的安定しているので、他の金融商品と比べてリスク管理がしやすいというメリットがあります。さらに債券CFDは満期日もなく、オーバーナイト金利も発生しないので安心して中長期的に保有することができます。
個人投資家には馴染みがなく未開の分野ですが、値動きがわかりやすくトレンドが読みやすい傾向があるので、何度かチャンスを伺うには面白い投資対象かも知れません。CFDが一般的に普及すれば国債が人気の銘柄になる可能性があります。
債券CFD取扱業者と国債の銘柄
最後にCFDで取り扱われている銘柄を紹介します。主に先進国の国債を取引できます。債券CFD取引ができるCFD業者は、DMM.com証券、ひまわりCFD、IGマーケッツ証券、CMC Markets Japan、オリックスCFDの5社です。
| CFDで取引できる国債の銘柄 | ||
| 北米 |
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| ユーロ |
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| アジア・オセアニア |
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