グローバル投資の一つとして海外ETFがありますが、海外ETFと株価指数CFDには一体どんな違いがあるのでしょうか?まず、海外ETF(海外指数連動型上場投資信託)とは、海外の証券取引所に上場されているETFのことで、海外の各種指数(NYダウ平均や業種別指数など)への連動を目的に運用される投資信託のことです。
この海外ETFは、海外の株式や債券等の指数への連動を目的に運用されるために、自分で相場をみながら売買が可能な金融商品です。また、ETFは株価指数の連動する上場投資信託ですので幅広い銘柄への分散投資が行われていて、個別株式への投資と比較してリスクの分散が期待できます。
ここで海外ETFと一般の投資信託との違いを説明しておきます。海外ETFは希望した価格での売買が可能ですが、投資信託は投資家が希望価格を指定することは不可能で、基準価額と呼ばれる投資信託の価格が売買価格となります。取引をしている最中には、この基準価額はわからない状態で売買を行ないます。また取引時間ですが、海外EFTは該当する証券取引所が開いている時間帯であれば取引可能ですが、投資信託は売買時間が決まっています。購入コストや保有コストは海外ETFの方がコスト的には低いことが特徴です。
そして、CFDはその通常の海外ETFよりも利便性が高く、その上コストを軽減できるなど様々な特長があります。CFDで海外ETFの取引をした場合にはどのようなメリットがあるのでしょうか?指数CFDと通常の海外ETFの特長とその違いを表にまとめました。
▼CFDで海外ETF取引の特徴
| 株価指数CFD | 海外ETF | |
| 最低取引単位 | 1単位 | 1〜10単位 |
| 取引時間 | 銘柄によって異なります。 ※ほぼ24時間取引できる銘柄もあります。 | 上場市場によって異なります。 |
| 取扱銘柄 | 100種類以上 | 最大手で約80種類 |
| 信託報酬 | 無し | 年率0.05〜1%程度 |
| 取引手数料 | 無料 | ・売買手数料:25ドル〜30ドル前後 ・為替手数料:片道25銭 |
| レバレッジ | 10〜200倍 | 無し |
| 税金 | 総合課税 税率:15〜50% | 申告分離課税 税率:20% |
CFDを利用した海外ETF取引のメリット【まとめ】
レバレッジを利用でき、最低取引単位が小さい!
グローバル投資の一つとして海外ETFは注目されている商品なのですが、CFD取引を利用して海外ETFの取引をすることも可能なのです。さらにはCFD取引の最大のメリットである“少額で投資が可能”なことを最大限に利用して海外ETFを購入することも可能です。通常投資信託は1万円から購入が可能な商品がほとんどですが、この海外ETFは数万円から20、30万円位の購入資金が必要といわれています。この資金の準備が難しい場合や少ない金額で投資を始めたい場合は、CFDの特徴であるレバレッジを効かせて売買できます。
取扱銘柄が証券会社系より豊富!
米国NYダウやS&P500、香港のハンセン指数、イギリスのFTSE100、ドイツ、イタリア、フランスなど海外の株価指数はもちろん、業種別株価指数に連動するETF、インド、南アフリカ、韓国、シンガポールなどの株価指数先物に連動するCFDなど充実しています。さらにはコーン、小麦、豆、砂糖などの先物に連動するETFもあります。余談ですが海外の指数CFDの中でも人気がある銘柄は「NYダウ」に連動するCFDです。やはり世界中の投資家が見ている指数と言うことも関係しているようです。
売りからでも儲けることができる!
さらに投資家は、実際に投資対象となる資産を保有はせず、証拠金を預けます。そして、為替差益を狙って「買い」からでも「売り」からでも取引ができます。
コストが安く手続きが簡単!
売買手数料が断然CFDが有利です。証券会社で海外ETFを売買する際にはほとんどの業者で手数料がかかります。また、海外ETFを証券会社で売買する場合、あらかじめ為替取引をして両替をしなければならず、ETF購入までの手続きが二重になります。国内CFD業者で取引すれば、FXの要領でリアルタイムに両替されるので、預けた証拠金をわざわざ為替取引によって外貨建てにする必要もありません。
短期トレードやリスクヘッジに向いている!
指数CFDを買う場合には、CFD取引独特のコストであるオーバーナイト金利が発生するので、長期的に買いポジションを保有したい方はその支払いに注意が必要です。しかしながら、短期トレードやヘッジ向きだと言えます。アクティブに海外ETFを売買したい方やリスクヘッジのためにCFD口座を一つ持っておくとたいへん便利になります。
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